eBayを始めて気づいた「やること多すぎ問題」──それでも、やるしかなかった

こんにちは、名古屋市に拠点を置き、理美容鋏の卸販売やebayを活用した輸出入業を行う株式会社IMPACT AGENCYの大川です。

eBayを始めたばかりの頃。
「海外に日本の商品を届けるなんてカッコいい」
「円安だし、需要もあるし、きっとうまくいく」
そんな淡い期待を胸にスタートしましたが、すぐに現実にぶつかりました。
やることが、とにかく多すぎるんです。

まずは出品登録。
商品タイトル、カテゴリ、説明文、価格、送料…
入力項目が多すぎて、一件出すだけで1時間かかる日もありました。
次にぶち当たったのが、輸出できない商品の壁。
日本では普通に売られているものでも、国によっては禁止されていたり、
航空便で送れなかったりすることがある。
「え、この商品って送っちゃいけなかったの？」と冷や汗をかいたことも。
eBayには独自のポリシーも多くて、たとえば「販売してはいけないカテゴリ」や「写真のルール」、「トラッキング番号の提出期限」など…。
違反すればアカウントに影響が出るので、慎重にならざるを得ません。
送料の計算も地味に難関です。
国や重さ、サイズによって料金が変わるし、DHL・FedEx・郵便局…どこを使えばコストと信頼性のバランスがいいのかも試行錯誤。
当然、利益計算も複雑です。
売上－eBay手数料－Payoneer手数料－送料－仕入れ－梱包資材…。
「売れたのに赤字だった」なんてことも、最初の頃は珍しくありませんでした。
バイヤーとのやり取りも、最初は緊張の連続。
「このサイズはS？M？」「もっと安くできないか？」「届かないんだけど」
英語での問い合わせに戸惑いつつ、翻訳ツールを駆使して必死に対応しました。　

さらに、“そもそも何を売ればいいのか”問題もあります。
何が売れるのか、どんな商品に需要があるのか。
売れている商品を探してリサーチするだけでも、時間がかかります。
在庫がある商品はいいですが、在庫を持つかどうか、在庫管理をどうするかという課題にも直面しました。
少しずつ商品数が増えてくると、「あれ？これまだあったっけ？」という管理の甘さがトラブルの原因になることも。
…と、こうして書き出すと、eBayを始めるには本当にやることが多いです。

でも、それでも続けられたのは、「一つ一つ学べば、前に進める」と分かったから。
最初から完璧を目指さなくていい。
失敗しながらでも、少しずつ確実に前に進んでいく。
とにかく毎日パソコンとにらめっこしていた日々でした（笑）
eBayでの経験はまだまだ語りきれません。
これからゆっくり書き残していきますので、気が向いたら覗いてもらえると嬉しいです。